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おなか
  • 動物:犬
  • 年齢:全年齢
  • 記事の種類:基礎知識

犬のうんちチェック|色・かたさ・回数で見る状態と受診の目安

公開 更新 約4分で読めます

文:ANIMALITY JOURNAL 編集部(株式会社あにまる製薬)

リードをつけて芝生のにおいをかぐ白い犬
Photo: Daisy D / Unsplash

犬のうんちは、毎日見られる健康のサインです。形とかたさ、色、量と回数、においの4つの見方と、記録のつけ方、軟便や下痢、便秘のときに考えられること、すぐに動物病院を受診したほうがよい状態を、表とチェックリストでまとめました。

KEY POINTSこの記事のポイント

  1. うんちは、形とかたさ・色・量と回数・においの4つの見方で確認します。
  2. 毎日同じ言葉で記録すると、いつもとの違いに気づきやすくなります。
  3. 黒いうんち、血が混じる、下痢と嘔吐が重なるときは早めに受診します。

散歩や家のトイレで毎日目にする犬のうんちは、おなかの状態を知るための身近な手がかりです。犬は体調の変化を言葉で伝えられないため、うんちの変化が最初のサインになることもあります。

この記事では、うんちを見るときの4つのポイントと記録のつけ方、軟便や下痢、便秘のときに考えられること、動物病院を受診する目安をまとめます。

うんちを見る4つのポイント

見るところ確かめること
形とかたさつかんだときに形が崩れないか。地面に跡が残るほどやわらかくないか
色いつもの茶色の範囲か
量と回数食べた量に対して多すぎないか。いつもの回数と同じか
においいつもより強い、酸っぱい、生臭いといった変化がないか

形とかたさ

ほどよいかたさのうんちは、形があり、ペットシーツや地面から拾ったときに崩れにくく、跡がほとんど残りません。

状態見た目の目安
かたいコロコロと小さく、乾いている
ほどよい形があり、拾っても崩れにくい
やわらかい(軟便)形はあるが、拾うと崩れて跡が残る
下痢形がなく、泥状から水のよう

色

フードの色によって変わりますが、茶色から焦げ茶色が一般的です。次のような色は、受診を考える目安になります。

  • 黒っぽい、タールのよう:胃や小腸など、消化管の上のほうで出血している可能性
  • 赤い血が混じる:大腸やおしりの近くで出血している可能性
  • 白っぽい灰色:消化や吸収がうまくいっていない可能性
  • 黄色やオレンジ:消化管を通る時間が短くなっている可能性

量と回数

食べた量に対してうんちの量が多すぎる、急に回数が増えた、何度もしゃがむのに少ししか出ないといった変化に気をつけます。

におい

いつもとにおいが違う場合は、フードの変化や、おなかの調子が変わっているサインかもしれません。

記録のつけ方

毎日同じ言葉で記録すると、変化に気づきやすくなります。

  1. 時間と回数を書く
  2. かたさを「かたい・ほどよい・やわらかい・下痢」の4段階で書く
  3. 色が「いつもどおり」か、違う場合はどんな色かを書く
  4. 粘液や血、異物が混じっていないかを書く
  5. フードやおやつを変えた日、散歩で何かを口にした日などのできごとも添える

スマートフォンのメモやカレンダーに残しておくと、受診したときに獣医師に伝えやすくなります。

軟便・下痢のときに考えられること

  • フードの急な切り替え、食べすぎ、おやつのあげすぎ
  • 散歩中の拾い食い
  • 環境の変化やストレス(来客、旅行、引っ越し、留守番など)
  • 寄生虫や感染症
  • 食物アレルギー
  • 消化器や内臓の病気

元気と食欲があり、1回だけやわらかかった程度なら、様子を見ることもあります。ただし、子犬やシニア犬、持病のある犬は体力を消耗しやすいので、早めに相談してください。

便秘のときに考えられること

  • 水を飲む量が少ない
  • 運動量が少ない
  • 毛や異物を飲み込んでいる
  • 年齢による腸の動きの変化
  • おしりのまわりの痛みや、前立腺など周りの臓器の病気

すぐに受診したい状態

おなかの調子を見ながら暮らしを整える

  • フードを変えるときは、1〜2週間かけて少しずつ混ぜる割合を増やす
  • おやつは1日の食事量のうち、少なめの割合にとどめる
  • 拾い食いをしないよう、散歩中は足元に注意する
  • 飲み水はこまめに替え、いつでも飲めるようにする

腸内環境の基本は犬と猫の乳酸菌で、乳酸菌サプリを選ぶときのポイントは犬の乳酸菌サプリの選び方で紹介しています。

年齢ごとに気をつけたいこと

年齢気をつけたいこと
子犬体が小さく、下痢や嘔吐で脱水になりやすい。寄生虫の検査や駆虫の時期を動物病院で確認しておく
おとな拾い食いやおやつのあげすぎ、フードの急な切り替えによる変化が多い。記録で原因の見当をつけやすい
シニア腸の動きがゆっくりになり、便秘になりやすい。水を飲む量や散歩の量もあわせて見る

どの年齢でも、いつもとの違いに気づけるのは毎日うんちを見ている飼い主さんです。気になる変化があったら、写真と記録を持って動物病院に相談してください。

まとめ

犬のうんちは、形とかたさ、色、量と回数、においの4つの見方で、毎日同じ言葉で記録しておくと変化に気づきやすくなります。いつもと違う状態が続くとき、元気や食欲が落ちているときは、早めに動物病院に相談してください。

毎日のごはんにプラスする腸内環境のケアとして、あにまる製薬の ANIMAL PROBIOTICS(犬猫用乳酸菌チュアブル)のような乳酸菌のチュアブルを取り入れる方法もあります。与え始めたら、うんちの記録をあわせて続けると、体調の変化を確認しやすくなります。

よくある質問

1日に何回うんちをするのが普通ですか。

食事の回数や内容、年齢によって違い、1日1〜3回ほどの犬が多いとされています。回数そのものよりも、その犬のいつもの回数から変わっていないかを見るほうが大切です。

うんちの色が日によって違います。

フードやおやつの色、食べた量によって色は変わります。茶色の範囲で濃い・薄いがある程度なら、心配しすぎなくてよいことが多いです。黒、赤、白っぽい灰色、黄色など、いつもと明らかに違う色が続くときは受診してください。

うんちを食べてしまいます。

子犬ではよく見られる行動で、成長とともに減ることが多いです。すぐに片付ける、退屈させないといった対策が基本です。急に始まった、成犬になっても続く、体重が減っているといった場合は、獣医師に相談してください。

受診のとき、うんちは持って行ったほうがよいですか。

できるだけ新しいうんちを少量、ビニール袋や容器に入れて持って行くと、検査に使えることがあります。持って行けない場合は、スマートフォンで写真を撮っておくと状態を伝えやすくなります。

参考情報

  1. 飼い主のためのペットフード・ガイドライン(環境省)
  2. ペットの健康管理に関する飼い主向け情報(AVMA (American Veterinary Medical Association))

この記事は一般的な情報提供を目的としており、診断や治療の代わりになるものではありません。体調の変化や気になる症状があるときは、早めにかかりつけの獣医師にご相談ください。 文:ANIMALITY JOURNAL 編集部(株式会社あにまる製薬)

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